つかさ軍と科学大国のへのツコッミ~ここが変だよ!DrStone(アニメ)~

2021-01-24娯楽DrStone,アニメ,漫画

はじめに

テレビアニメのDrStone、面白いですね!

漫画は読んだことがない前提で思ったことを記事にしてみます。

架空の話に対する野暮なツッコミですので、そういうのが楽しい人向けです。

つかさ軍は自滅する

結論、時間を稼ぐだけで化学大国は勝利できる

アニメではつかさ軍が時間が経てば経つほど若者人口が増えていくし、いつ攻め込まれるかわからないので科学大国側に時間がなく、科学大国側が時間に追われています。

本当にそうでしょうか?逆ではないでしょうか。

科学大国は一旦土地を捨てて争いを避ければ、相手は勝手に自滅すると思うとよ、というお話です。

つかさ君の方針に未来がない

つかさ軍のカリスマ絶対君主である、つかさ君ですが、彼の方針には未来がないのです。

彼の方針は要約すると、「汚れていない若者だけを復活させる。悲劇的な過去を繰り返さないために科学を排斥する。」です。

この考えはまずいのです…。

つかさ軍は狩猟採取生活をしていると思われる

アニメでは描写がないのですが、科学を否定しているつかさ軍は、おそらく狩猟採取生活をしていると思われます。

狩猟採取生活というのは拠点の周囲の資源を狩ったり拾ったりして消費する生活スタイル(?)です。

消費するだけで生産力に乏しいので、いずれは周囲の資源が乏しくなります。

作中では、つかさ君の超人的な身体能力で狩猟は超余裕、みんなを余裕で養えるぜ的な描写があります。

つかさ君は拠点からとても広い範囲を狩猟範囲にできるのでしょうが、それでも限界はやってきます。

いずれ資源は枯渇してしまうのです。

以下は理由です。

つかさ君は石人間を復活させなくてはならない

つかさ軍は事業として「つかさ君が許可した石人間を復活液で復活させ、勢力を拡大する事」を目的としています。

つまり組織というか集団の目的が「人口を増やす。生きていく。」ことなのです。

人口が増えれば食い扶持、つまり資源を消費する量が増加していきます。

一方、狩猟採取によって拠点周辺の資源は減少していきます。

つかさ君は拠点を動かせない

つかさ君は科学を恐れていますので、配下に科学使いを加えることができません。

よって主人公のせんくう君から聞き出した復活液が染み出してくる洞窟以外に復活液を入手する方法がありません。研究もできません。研究すると「科学を排斥する」方針から逸脱してしまいます。

つかさ君はカリスマ性で組織を維持しているとアニメの中でも言及されているように、彼のカリスマ性にかかわる大きな方針変更はやりづらい状況にあります。

さらに、科学大国が復活液の洞窟を狙っている考えを排除できませんから、洞窟の防衛を必ずしなくてはいけません。

作中の描写で、つかさ君はせんくう君を脅威と感じている様子でしたので、洞窟の防衛に手を抜くわけにいきません。つかさ君自らが洞窟付近に居住する必要があります。

よってつかさ君は拠点を動かすことができず、狩猟採取生活に必要な「資源が枯渇していない場所へ拠点を移す」ことができないのです。

農耕や畜産を行うための道具がろくなものではない

つかさ君は「科学を否定し、心の汚れていない若者のみを復活させる」方針ですので、せんくう君のような道具を作ってくれるタイプの仲間を増やすことができません。おそらく復活させた後に道具を作るタイプと発覚してしまったら、つかさ君は粛清しなくてはならないでしょう。

そうなりますと、深刻な問題が生じます。

どこまでの道具ならつかさ君は許してくれるのか、慎重に探る必要が生じてしまうのです。

作中では偵察部隊が石器を扱っていましたので、とりあえず石器は許してくれそうですね。

おそらく作成するのに科学知識が必要と、「つかさ君が感じる」道具はアウトになりそうです。

つかさ軍は洞窟防衛のために狩猟採取生活から農耕や畜産を中心とした生活に移行しなくてはならないのですが「道具は石器しばり」という難易度ベリーハードの農耕や畜産をつかさ君に強要されてしまうのです。

そうしている間にも人口は増えていきます。

全員が生き残るためには人口増加を止める必要がありますが、大方針に反しますので中々これはできません。

若者の復活は人口増加を招きます。

科学の排除は人口増加を許しません。

矛盾してますね。

冬は死の季節

現代に生きていると忘れがちですが、冬に人間が生きていくことは困難です。

家、服、燃料が必要で食糧の備蓄も必要です。

繰り返しになりますが、資源の調達を狩猟採取に依存しているつかさ軍は人口の増加もあって資源不足に陥ります。

植物も動物も増えるのには時間がかかるのです。

海洋資源を活用するには「石器しばり」があまりにきつい。

つかさ軍は内部分裂が運命づけられている

つかさ軍のメンバーは皆、復活した石人間と考えられます。

元石人間たちは現代を知るものです。ついでに言うと経験の少ない若者オンリーです。

当初はつかさ君の「圧倒的カリスマ性」とやらについていく、というか「つかさ君の近くにいなくては生き残れない」のでついていく、のでしょう。

しかし、いずれは資源不足のせいで弱い個体が病気で倒れ死亡するなど求心力を失い、つかさ君についていけなくなるものが現れるでしょう。

さらにこの先作中で描かれるかは分かりませんが、つかさ君は恐怖で支配してくるかもしれません。

そうなるとつかさ軍を抜けるものが現れるのは必至となります。

どうやって統治するつもりなんでしょうね。

歴史に目をやると暴力と恐怖と相互監視による支配くらいしか体制を維持する方法がないように思えます。

科学大国は争いを避け、避難すればいい

作中で科学大国は静岡県あたりにあるようです。

雪深いですし、島を連結した謎の地形をしていますので、現代の静岡県とは全く違う環境なのでしょう。

雪が降る土地でライオン風の動物がいるような描写があるので、置いておきましょう。

あくまで娯楽目的のツッコミです。

さて、科学大国はつかさ軍が洞窟防衛に縛られているという点に着目できれば、大きく集団で移転し争いを避けて時間を稼ぐという選択がとれます。

何も殺害される危険を冒してまで攻め込む必要はありません。

遠く離れた土地で科学大国をやり、時々つかさ軍の様子を見に行けばよいのです。

時間が経てばつかさ軍は交渉できる集団に変化する

ハードモードの強要で不満たっぷりのつかさ軍メンバーは、いずれはつかさ君に反発して細かいグループに分かれます。

大きい集団では狩猟採取生活は難しいからです。

もしくはつかさ君が折れて自身の大方針を撤回し、カリスマ性の低下からグダグダになります。

警戒すべきは小グループの中に生まれるであろう略奪を繰り返す連中ですが、つかさ君の大方針である「汚れていない若者」に反しますので、下手すればつかさ君に討伐されます。

自分で復活させたものを討伐したら、つかさ君は大きな矛盾を抱えてしまいますので、どちらかといえば早い段階で方針転換に追い込まれるでしょう。

「科学の排除をやめる。科学大国と交易する。復活液の使用は科学大国と共同で行う。」

この辺で手を打つのではないでしょうか。

まとめ、懸念はせんくう君の全て救う思想か

以上、つかさ軍にはもともと矛盾をはらんでいるので長続きできない理由を説明してきました。

ただ、このプランは不幸な人をたくさん発生させます。

科学使いの主人公せんくう君は「科学の力で全ての人間を復活させること」を目的にしており、人死にを良しとしていません。

作中に描写はありませんが、一見争いを避けているようで相手の自滅を待つこの作戦は取れなかったのかもしれませんね。

以上です。新潟県は漫画大国です。